先月にASOは保戸島でアジア太平洋大学(APU)との協定型インターンシップを開催し、保戸島での業務体験をしてもらいました。

ASOでは10月末ごろから、ゲストハウスBindamaを運営し始めます。保戸島は自然豊かで人がとても温かい島ですが、一方で基幹産業の漁業の衰退や高齢化により、どんどん生活に制約が生じ始めています。私たちASOは保戸島の美しさと人々の温かさに魅了されました。そこでどうにかして、一緒に問題を解決できないかと動き始めました。

今回のAPUの学生には保戸島で開催できるクティビティの開発と保戸島のプロモーション戦略を考える仕事をしてもらいました。特に重要なことは何より保戸島の方々のことを想った企画をするということでした。APU生は限られた10日間中、保戸島で様々な体験をしました。最初の週は保戸島を散策、島の方と交流、海水浴、釣り、山登り、あとは島の食堂で美味しいご飯を食べたりしました。

一通り島のことを学んだところで、学生たちは保戸島の良さをもっと体験できるアイディアを考え、自分達のアイディアのフィードバックをもらうために、島の方々に企画を発表することにしました。発表会では学生たちは各々のアイデアを発表し、会場は驚きや笑い声で溢れました。学生たちも島の方々にしっかり想いを伝えることができました。発表会後は皆で談笑したり、歌ったり、外国の学生は国のダンスを披露したりしました。

このインターンシップを通して学生たちはコミュニケーション能力、一般の方向けの分かりやすい資料の作り方、また、実際に継続的なアクティビティにするための方法など、学校では学ぶ機会が少ない体験をすることができました。

私たちASOは学生たちが島のことを理解しようと努力し、どうにか島のためになりたいという姿勢にとても感銘を受けました。私たちは今後も保戸島のために活動しますが、今回の学生たちのアイディアも、今後学生と練り上げながら実行に向けて準備したいと思います。

今後ともASOをよろしくお願いします。